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ディスパッチャーの航空気象情報

運航管理者が航空に関する気象情報サイトを集めました。 フライト前に天気チェックに。ディスパッチャーになりたい人に。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110929-00001271-yom-soci

全日空グループ労組、10月1日のスト通告
読売新聞 9月29日(木)20時34分配信
 全日本空輸は29日、エアーニッポン乗員組合など4労組でつくる全日空グループ乗員組合(組合員685人)が、労働条件の改善要求などに対する会社側の回答を不服として、10月1日の終日ストライキ計画を会社側に通告したと発表した。

 ストが実行されると、全日空グループの国内線980便のうち186便が欠航、66便が遅延し、約1万8700人の乗客に影響が出る。国際線への影響はないという。
最終更新:9月29日(木)20時34分





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110929-00000004-jct-soci

音速超えると機体バラバラの恐れ 全日空「背面飛行」は大惨事寸前?



 全日空機が、ほぼ背面飛行の状態で1900メートル急降下したトラブルは、あと10秒ほど落下が続いていれば大惨事になったかもしれない――。航空評論家がこう指摘した。

 急降下の際に速度が制限値を超えたが、さらにスピードが加速して音速を超えていたら、機体が空中分解していた恐れがあるというのだ。

■音速状態で衝撃波、激しい振動が発生

 国土交通省運輸安全委員会は2011年9月28日の会見で、那覇発羽田行きの全日空140便、ボーイング737型機が9月6日、静岡県浜松市上空を飛行中に機体が最大131.7度傾き、背面に近い格好のまま30秒間で1900メートル急降下したことを明らかにした。乗客乗員117人のうち、客室乗務員2人がけが、またこれまでに6人の乗客が首の痛みや吐き気を訴えたという。

 降下の際には、速度が基準のマッハ0.82を超えるマッハ0.828が出ており、さらに機体にも制限値を上回る2.68Gの加速度がかかっていた。30秒ほどした後に機体の姿勢が正常に戻ったと報告されたが、もし落下が止まらずにあと10秒ほど対処が遅れたら、大事故につながっていたかもしれないと、航空評論家の前根明氏が情報番組の中でコメントした。

 全日空広報室に聞いたところ、ボーイング737型機の一般的な巡航スピードはマッハ0.78~79ほどだと説明する。これが急降下のときにはマッハ0.828まで上がった。「コンコルド」のような超音速旅客機や戦闘機とは違い、一般的な旅客機の場合はマッハ1、すなわち音速と同じぐらいのスピードに達すると、機体の周りの空気の流れが音速より速い個所と遅い個所が出る「遷音速」という状態になる。こうなると衝撃波が発生して機体に強い力がはたらき、激しい振動が起きるなどして操縦困難になる恐れがある。

 前根氏は、「小型の737型機の場合は音速の90%くらいになると、機体が分解を始めるかもしれない」と推測した。これが正しければ、降下が続いてスピードが増し、音速に到達したころには機体がバラバラ、という大惨事に陥っていた可能性も否定できない。

■「ゆっくり動くジェットコースター」の感覚

 背面に近い状態で30秒間急降下したと聞くと、当時の機内の様子が気になる。ある航空会社の元副操縦士は、けが人がこれまで客室乗務員の2人だけにとどまっている事実に触れて、「ゆっくり動くジェットコースターに乗っていた感覚だったのでは」と当時の状況を推測する。先述の前根氏も今回のケースを、ジェットコースターに乗っていて、遠心力により座席に押しつけられるような力が働いている状況に例えて説明した。夜遅くのフライトだったため、着席してシートベルトを締めていた乗客が多かったのも幸いした。

 全日空広報室に取材すると、今回のトラブルについて謝罪したのち、原因の究明については「運輸安全委員会に協力しながら、現在調査中」と回答した。また、急降下がさらに続いていたら重大な事故につながっていたかもしれないとの専門家の指摘については、「制限値を超えてしまったことは誠に申し訳ない」とする一方で、「機体は、仮に3Gを超えたとしても耐えられる設計になっている」と説明。ただし「音速を超えたら機体が空中分解する可能性」については、現段階ではそこまでの分析をしていないのか、指摘内容について「特に意見はありません」とのことだった。



 ストライキも背面飛行です!?
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全日空社長「787、経営に大きく貢献」 米で引き渡し式


 【エバレット(米ワシントン州)=小高航】米ボーイングと全日本空輸は26日、最新鋭旅客機「787ドリームライナー」の初号機の引き渡し式典をワシントン州の主力工場で開催した。燃費を2割改善する画期的な機体ながら、開発トラブルが相次ぎ納入が予定より3年強遅れた。全日空の伊東信一郎社長は「難産だったが、大きく育てる」と念願の初号機納入を喜んだ。

 式典は787を生産する主力エバレット工場の屋外で開催された。時折激しい雨が降るなかでも、ボーイングと全日空の社員や関係者ら数千人が参加した。

 機体に「ANA」「787」とペイントされた機体がけん引されて登場。伊東社長が「この美しい飛行機はボーイングと協力会社、全日空の努力の結晶」とあいさつした。ボーイング首脳が伊東社長に初号機の「カギ」を引き渡すと、大きな拍手に包まれた。

 初号機は当初、2008年5月に全日空に引き渡される計画だった。ボーイングのジム・マクナーニー最高経営責任者(CEO)は式典で「オマタセイタシマシタ」と日本語であいさつ。伊東社長が苦笑する場面もあった。

 初号機は27日早朝(日本時間同日深夜)に全日空の伊東社長を乗せ日本に出発し、羽田空港に28日朝に到着する予定。まず国内便で活用し、徐々に国際便などに活躍の場を広げる。

 全日空は計55機の787を発注済み。伊東社長は式典後、記者団に「787は中型機ながら航続距離が長い。これまで採算が採れなかった路線での就航も可能になり、今後、経営戦略上、大いに貢献してくれる」と歓迎した。

 ボーイングは式典に先駆けて、787の機内と生産ラインを報道陣に公開した。機内は窓が従来より大きいほか、荷室や足元の空間も広く取ってある。同行した全日空の客室乗務員は「従来より湿度を高く保てるなど、顧客が快適に過ごせる」と喜んでいた。

 一方、工場内の生産ラインには三菱重工業が納入した主翼など日本製も含めた部材が所狭しと並ぶ。787は世界の航空会社から800機以上の受注を受けている。当初は月2機の生産ペースを徐々に月10機まで引き上げる計画だ。

 787は炭素繊維複合材の多用など最新技術を集結し、機体の軽量化と燃費改善を図ったボーイングの意欲作。しかし初めての試みも多く、設計ミスや不具合が続出。当初は2008年5月に全日空に初号機を納入する計画だったが、計7回もの延期を迫られた。



織田雄二ばりに叫びましょう

キターーーーー!!!
全日空は、世界の航空会社に先駆けて導入する最新鋭の旅客機、ボーイング787型機を、成田空港と仙台空港の間で、来月30日に運航することを明らかにしました。
会見によりますと、全日空は、世界の航空会社に先駆けて導入するボーイング787型機を、定期便として営業飛行する前の来月30日に成田空港と仙台空港の間を1往復に限り運航します。この運航には、東北地方の観光需要の掘り起こしに役立ててもらうため、旅行代理店の担当者などを招くほか、仙台空港では東日本大震災の被災地の小学生たちを乗せて体験飛行を行うということです。これについて全日空は「復興への願いを込めて最新鋭機は最初に仙台で運航して、復興の気運を少しでも盛り上げたい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110922/t10015796711000.html


 B787を上手に宣伝できたで賞
那覇空港の管制官が居眠り 無線に応答せず、貨物2便に遅れ 
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011091390213044.html

国土交通省は、那覇空港で13日未明、夜勤中の50代の男性主幹管制官が居眠りし、全日空の貨物便2機からの無線の呼び出しに12分間応答せず、2機に最大17分の遅れが出たと発表した。
 国交省によると、管制官は13日午前3時15分、空港の南約22キロを飛行中のバンコク発の便からの着陸許可を求める無線に応答しなかった。この便は那覇市内の別の管制所に連絡し、上空で待機。この1分後、離陸前に飛行計画の承認を得ようとした上海行きの便からの無線呼び出しにも、応答しなかった。
 男性管制官は12日深夜から女性管制官と2人態勢で勤務。女性管制官が席を外していた13日午前3時からの25分間に居眠りした。男性管制官は「うとうとしていた」と話しているという。
 管制官の居眠りは今春、米国で相次いで発覚しているが、国交省担当者は「国内では記憶にない」と話す。
 9日に羽田空港の管制官が米大統領専用機の飛行計画をブログに掲載したことが発覚したばかり。担当者は「不祥事が続き大変申し訳ない。再発防止を徹底する」と話した。
(中日新聞)



 不祥事が続くと、報道が大きくなるのがニッポン。
日本航空の機長&副操縦士、運航中の写真撮影で処分~国土交通省

8月17日、国土交通省航空局は、日本航空株式会社の運航乗務員について、不適切な行為があったことを発表した。

2009年に香港発成田国際空港行きの貨物便の機長が、副操縦士を機長席に座らせ、機長が持っていたデジタルカメラで副操縦士を撮影したという。この件について、機長および副操縦士の行為は運航規程や航空法に反するものとし、不適切ということで国土交通省航空局は行政処分を行うこととした。

2009年に行った行為が発覚したのは2011年6月のこと。他の操縦士から日本航空に連絡があったことで発覚した模様だ。機長は副操縦士を励ますつもりで「1枚」の写真撮影を行ったそうだが、この「1枚」により、両者ともに反省の日々を送ることになりそうだ。

飛行中の航空機内で機長席に座ることは憧れで、夢のような話であろう。しかし、今回はお客様の大切な財産を載せているわけだし、別の機会にはお客様の大切な命をお預かりしているわけだから、きちんとけじめをつけて欲しいものだ。




人の命を預かると考えられる全ての仕事は
本当に注意しましょう。
部下が1人でもいる人は、その部下の命をあずかっているといっても
過言ではないですよ。
写真に気をつけろ。